2、3年の時を経るだけですっかり変わってしまう街並もあるというのに、
10年の時を経ても変わらないものもある。
10年前、優しくてあたたかかった友人は、10年ぶりに再会しても
やっぱり優しくあたたかいままで、久しぶりの再会は旧交だけでなく
心の中も温めてくれた。まるでお白湯を飲んだ後のように。
お互い大変な経験もしたけれど、私の心の中を吹き荒れていた失望や、
人間不信の木枯らしは、少しずつ収まっていった。
ご縁の不思議、人柄の不思議、優しさやあたたかさの不思議なちから。
キッチンに彩りを
4 hours ago