過ぎ去りし日々

NYのイーストビレッジにウェブスターホールというダンスフロアが３つあるクラブが
ありました。週末になると友人と夕飯を食べてちょっと飲んだら踊りに行って、朝の
3時頃にウェストビレッジまで歩いて帰る、という今からは到底考えられない不健康な
生活をしていました（笑）

ライフスタイルも含めて、coolな物を追いかけるのが全てで、理想の自分に近づくのに
必死だった自分の中のミーハーな時代は、ふと気がつくと過ぎ去っていて、今は
健康第一（笑）よく考えたら祖母が亡くなってからのこの５年間、１度もクラブで
夜遊びをしていません。

ライフスタイルや自分の価値観が少しずつシフトするにつれて、何気ない生活の中に
ある幸せに、少しずつ気が付けるようになりつつあります。まあその割には相変わらず
文句言いですけど（笑）

これを成長と呼ぶべきか、加齢による変化と呼ぶべきか、それとも家族の死と言う
衝撃的な出来事のside effectと呼ぶべきか、微妙なところです。

こういう変化を重ねて行くのが人生なのでしょうか。それともある一定の変革期にしか
こういう変化って起こらないのでしょうか。もう少し生きながらえたら、この質問への
答えは見つかるのでしょうか、それとも残りの人生すべてをかけて模索しても答えは
みつからないのでしょうか。うーん、謎だ。。。。

今もあるのかな、ウェブスターホール。。。